<令和5年度 運輸安全マネジメント>
Ⅰ.会社の基本方針
【選ばれる会社】 顧客第一主義・お客様の安全確保がわが社の根幹
【地域に信頼される会社】 地域貢献・地域に根差した公共交通を担う
◇行動の指針
【信頼】
1. 信頼は、結束した全社員の心掛けと積み重ねから得られるもの
一朝一夕で信頼を得ることはできない
2. 懇切・丁寧なお客様対応が基本
思いやりのある言葉と接客態度がポイント
3. 社員としての誇りと責任感をもつ
ONE FOR ALL∞ALL FOR ONE 社員ひとり一人が役割を果たし、お互いにリスペクト(尊敬、尊重)し、信頼することが大事
社員ひとり一人の責任ある活動が日常の安全で順調な事業を支える基盤
◇安全の方針
令及び社内規則を守り、安全第一のバス運行が当社事業の根幹であることを自覚し、運行管理・整備管理を徹底します。
多くのお客様に安心で快適なバスにご乗車いただくために、お客様の信頼と期待に応え、心のこもった応対、案内の実践に努めます。
● 人身事故 0(ゼロ)件
● 有責物損事故 0(ゼロ)件
( 4月〜6月の目標 )
◎「車内・車外の人身事故をなくす」を最優先に、有責物損事故ゼロを目指します。
◎ 安全速度の遵守し、急発進・急ブレーキ・急ハンドルをしないよう努め、安全・安心な運転を徹底します。
( 7月〜9月の目標 )
◎一人でも多くのお客様にご利用いただくため、お客様の気持ちを理解して、懇切・丁寧な挨拶・応対に努めます。
◎バス停に人がいたら、乗る、乗らないにかかわらず、停車し、ドアを開けて確認することを徹底します。
◎ダイヤ表に基づく運行に努め、早発は絶対しません。
( 10月〜12月の目標 )
◎社内・車内を整理・整頓し、安全衛生に努めます。
◎プロ運転士としての心構え、車両の構造的特徴、危険の予測・回避等を再確認し、安全運転の維持・向上に努めます。
( 1月〜3月の目標 )
◎交通ルールを守り、始終業点検を確実に実施します。
◎車両の定期点検実施状況、記録状況を確認します。
◎運行管理の実施状況(帳票類の確認を含む)をチェックし、法令等を遵守します。
Ⅲ.令和4年度(4月〜翌年3月末)の目標達成状況
1.人身(車内・車外)事故
【実績】 0件
有責の人身事故はありませんでした。
(被害事故で社員1人が負傷した事故が発生しました。)
本年度も、あってはならない人身事故ゼロを目標に取り組みます。
2.有責物損事故
【実績】 11件 (無責事故 6件)
前年比3件減少しました。しかし、ハンドル操作ミス等による軽微な物損事故が多く発生しました。
防衛運転に心がけ、ゼロを目指して取り組みます。
3.自動車事故報告規則第2条に規定する等の重大事故
規定に該当する事故はありませんでした。
4.接客マナーの向上
車内マイクやIP無線を活用し、思いやりの気持ちをもってマナー向上に取り組みました。
接客態度や言葉遣いについて、一部苦情をいただきました。
令和5年度は、さらなる向上を目指してまいります。
Ⅳ.令和5年度 輸送の安全に関する重点施策・計画
1.経営トップによる安全運行管理のため、管理体制、教育体制の改善を継続的に進めます。
2.乗務員年間指導教育計画に基づき、経営トップによる安全教育・指導を行い、乗務員の安全意識の向上について継続して取り組みます。また、新型コロナウイルス・インフルエンザ等の感染防止を徹底し、乗務員の健康管理に努め、車両等衛生管理の徹底を図ります。
3.運輸安全マネジメント制度の浸透・定着を図るため、国の認定するセミナー・講習会に積極的に参加します。
4.車内・車外人身事故を防止するため、これを重点目標に挙げ、積極的に取り組みます。
また、ヒヤリ・ハット事例を教訓とした人身事故発生の抑制に努めます。
5. 懇切丁寧な運転・応対・案内を実践し、さらに接客サービスが図られるよう、取り組みます。
6. 安全確保のため乗務員指導教育を充実させるとともに、人にやさしい車両の導入を計画的に推進します。


被害者等支援計画書 ⇒